突発!名古屋旅行 犬山城に行った、のお話

名古屋旅行4日目

国宝犬山城に行っていきました

犬山城

犬山城は国宝に指定されている5城(彦根城、姫路城、松本城、松江城、犬山城)の中で一番古いお城なんだそうです。
姫路城が白鷺城と呼ばれているように犬山城も別名があります。
その名も白帝城
おおーー!カッコ良い名前‼︎

2004年まで個人が所有する城だったそうで城内には歴代の城主のお写真もありました。
個人でお城を所有って凄いですね。(修繕費とか税金とか管理大変そう)

さっそく城内にお邪魔するといきなり壁!と思ったら階段でした。
歴史に疎いわたしが言うのもなんですが、日本のお城って階段が狭くて急なところ多いですよね。
当時のお殿様や家臣、武士はこの階段を着物で登り降りしていたのでしょうか?
攻め込まれないようにこのような構造なのだと思いますが、それにしても大変だったでしょうね。
(エスカレーター、エレベーター考案してくれた人ありがとう!)

観光でいくつかお城に行きましたが犬山城は特に階段がキツかったです。
老後ゆっくり城巡り、なんてとんでもない!
どの城もですが階段が急なので足腰丈夫なうちに行かないと「外から観てるだけ」になってしまいます。
特に犬山城は足腰丈夫なうちに行ってください!

天守閣から見た景色です。
戦国時代、お殿様や家臣の方々もこの木曽川の雄大な景色に癒されたりしたのでしょうか?
犬山城を壊さないでくれてありがとう。
きっと歴史に葬られた素敵なお城もいっぱいあったんだろうな。

城下町を散策

腹が減っては戦ができぬ!というわけで城下町で腹ごしらえをします。
まず1軒目は「結屋」さんの炭火もち豚ドック。

照り焼きともまた違う甘しょっぱい犬山ドッグです。
炭火の香りが口の中いっぱいに広がってもう一口、もう一口と食欲をそそります。
これはご飯ではなくパンに挟んで食べた方が正解の味付け!
タレはないけどしっかりした味つけ、お肉も小ぶりカットされているので食べにくい、ということもなく食べ歩きには最適だと思います。(今回は店内が空いていたので中で頂きました)

2軒目は「本町茶寮」さんで7種の田楽+犬山茶セットと醤油玄米団子、五平餅玄米団子を頂きました。
田楽は1種類から注文できて食べ歩けるのですが、どれも美味しそうで選びきれず
結局店内で7種のセットとお団子を食べる事に。

左から

  • 甘辛みそ 少ししょっぱめな味噌味。甘いよりしょっぱいの方が強い
  • 山椒みそ 山椒の香りはあるけれどピリリとした感じはない。山椒があまり得意でないわたしがこの7種の中で一番美味しいと思った
  • 柚子みそ 柚子があまり感じられず味噌味が前面に出てる。柚子・・・?
  • ピザ風  バジルが効いていて美味しいけれど一本選ぶならこれじゃなくても良いかな。

以上が厚揚げの田楽4種。

  • 玉こんにゃく こんにゃくが無味無臭で甘辛みそがしっかり味わえる。どんなタレでも合いそう
  • よもぎ生麩(酢みそ) よもぎの味はあまり感じなかった。よもぎ苦手な人も大丈夫だと思う。生麩を初めて食べたけどもちもちしてて美味しかった
  • 道明寺生麩(しそ梅肉) こちらも生麩の味はわからなかったけれどしそ梅肉が甘くて美味しかった。オットは7種の中で一番気に入っていた

続いてお団子部門

  • 醤油玄米団子 写真だと醤油の色が薄いけどしっかり醤油!スーパーやコンビニで売ってる甘い団子ではなくお餅の団子(伝われ!)なので焼きおにぎりっぽい
  • 五平餅玄米団子 少ししょっぱめな甘みそと甘くない団子。もう最強の組み合わせでしょう。

お団子はねっとりしていないので食べやすいです。
(ねっとりしてるのって串にへばり付いて食べにくいですよね)

さっき炭火もち豚ドッグ食べたばかりなのにペロリと完食。犬山グルメ恐るべし。

他にもりんご飴やバームクーヘンなどもありましたが流石にお腹がいっぱいすぎて無理でした。
次回来た時のお楽しみにとっておきます。

旧磯部家邸で投扇興

ふらふら散策していたら町屋がありました。
「ご自由にどうぞ」に誘われてお邪魔してみることに。

中は立派な木造家屋。
入り口は狭いのですが炊事場や五右衛門風呂、御手洗、奥座敷、土蔵など奥に連なっていて「うなぎの寝床」な造りになってました。
江戸幕末期でこれだけの建築ができるのはかなりのお金持ちのお家だったのでしょう。
(後で調べたら呉服商だったようです)

奥の方へ進んでいくと粋な着物姿のお兄さんに「犬山で一番面白い遊びしませんか?あ、自称ですけどwww」

何やらハイテンションなお兄さん。犬山イチと言われたらやらなきゃ損!
興味津々でお兄さんの話に乗っかる事にしました。

犬山で一番面白い遊び、それは投扇興でした。

「枕」と呼ばれる箱に「蝶」と呼ばれる置物を置いて扇子を投げて落とす江戸の遊び。
順番に5周して、落とした形に点数がつきます。

きっと雅なお遊びなのだと思いますが、一発逆転を狙ってみんなメラメラ闘士に満ち溢れています。
雅もへったくれもない白熱した試合でした。
(一人旅されていた方と一緒に楽しみました。その節はありがとうございます)

こんな面白い遊びがなんで無くなってしまったのかというと当時賭け事に使われて禁止令となったそうです。
いつの世もよからぬことをする輩はいるもんですな。せいぜい罰ゲームとして「トイレ掃除」くらいに止めておけば良かったものを。。。

 

点数表 0点から100点まである

 

投扇興セット

投扇興セットの販売もされていますが18000円!
お兄さんも「高いよねーーw」と言ってました。
料亭のお座敷遊びで使う方が買っていかれるようです。

こちらで投扇興にハマって100均で材料揃えて手作りする強者もいたとか。

でも、腕力いらないから小さいお子さんや年配の方も楽しめそうですね。
保育園や幼稚園、老人ホームで手作りして遊んだら盛り上がりそう!

ちなみにわたしの点数は1点でした。あはは

 

コメント