SNSで話題になっているスリコの「Fountain&Ink」。
万年筆とインクがセットで880円(税込)という驚きの価格!
万年筆は安いものでも本体だけで900円くらい、インクも合わせたら1,000円は超えます。
これは気になる…ということで、さっそく購入してみました。
結論:アリです
いきなり結論ですが、880円とは思えないクオリティーです。
安かろう悪かろう、を想像していましたが全然アリ!です。
3coinsさん、価格間違えてない??
万年筆コレクターの人はもちろん、これから万年筆を始めたいと思っている初心者さんにもおすすめです。
お、値段以上のビジュアル
捨てるのがもったいないくらい、しっかりした箱に入っています。
「これならプレゼントにもいいんじゃない?」
と思ったのですが、帯に値段が印刷されているので、プレゼントとして渡すならひと工夫したほうが良さそう。
万年筆はベージュとアイボリーの2種類、インクはどちらもブラックです。
今回購入したのは「ベージュ」。
明るいベージュなので、「これアイボリーだよ」と言われても
「ああ、そうですか」ってなりそう。
万年筆の本体は金属製で、ツヤ消しのマットな質感は安っぽくみえません。
これなら、大人が持っていても大丈夫そう。
ボトルはプラスチック素材なので、インク補充やつけペンを使用する時は、倒れないように注意が必要です。
重さは許容範囲
わたしが持っている万年筆で、重さの比較をしました。
▼Fountain 重さ26.2g
コンバーター装着(インクなし)
▼Fonte 重さ15.3g
インクカートリッジ装着(使いかけインク入り)
▼kakuno 重さ15.6g
コンバーター装着(使いかけインク入り)
▼ユニボールワンP 重さ13.4g
ボールペンですが、近くに置いてあったので測ってみました。
金属製のFountainは重さ26.2gあり、手持ちのペンの中でイチバン重量がありました。
他のペンと比べると10g以上重たい結果となりました。
人によっては、これくらい重いペンのほうが書きやすいかもしれません。
インクの補充をします
(引用:3coins公式HP)
万年筆にインクを入れます。
コンバーター式なので、好きなインクを補充できるのは良いですね!
せっかくなので、付属のインクを補充してみます。
補充方法
- キャップをまっすぐ引き抜いて外し (知らずにグルグル回しちゃった)、同軸を回しながら外す
- ペン先を首軸の部分までインクに浸し、コンバーターのプレートを下げて数秒待つ
(ボトルが軽いので倒れないように注意) - プレートを上げる(元に戻す)とインクが吸入される
- 首軸、ペン先についたインクを拭きとる
- 同軸、キャップを元に戻す
下げて上げるコンバーターは初めて。
通常、クルクル回すタイプかプッシュ式なので、説明書がなかったら戸惑ったかも。
書き心地はわるくない
さっそくコクヨの書翰箋(しょかんせん)に書いてみます。
なめらかな書き心地で引っかかりもなく、サラサラかけます。
太さはM字(中字)かな。
インクの色は、黒というよりグレーに近いです。
色が薄いせいか、裏抜けはまったくしていません。
コクヨの書翰箋(しょかんせん)は薄い用紙なのですが、それでもここまで写らないのは優秀!
デメリット:長文には向かないかも
この万年筆でA5ノート2ページ分の日記を書いたのですが、ゴムに書いているような摩擦を感じて、親指が疲れてしまいました。(歳のせいか、何もしなくても親指が痛いんですけどね…)
同じM字のFonteで書き比べたところ、まったく違う!
試し書きのときは、あまり差を感じなかったのですが、長文を書き比べるとその差は明らかでした。
「Fountain&Ink」はスケジュール帳や、ちょっとしたメモ書きで使おうと思います。
まとめ
3coinsの万年筆「Fountain&Ink」は、880円とは思えない、お値段以上の万年筆でした。
わたしのように、指の調子があまりよくない人が長文を書くと疲れてしまうと思いますが、それでも使いたいと思う万年筆でした。
万年筆を始めてみたい方や、大人っぽいオシャレな万年筆を探している方におすすめです。
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